オカメインコの病気
いつも元気でいてほしいけど、突然やってくる病気。

人間にくらべて体の小さなオカメインコは病状が急速に悪化することもあります。

どういう病気があるのかを知っておくと、病院での処置もスムーズにいきます。

大事なオカメちゃんの健康のために基礎知識をおさえましょう。

オカメインコがかかりやすい病気


オカメインコの病気  

そのう炎


首の付け根にある『そのう』(エサを一時的にためておく場所)が炎症をおこして腫れます。

首を振ってエサや粘液質の液体を吐き戻し、たくさん水を飲みたがります。

原因と予防


古くなったエサにカビが生えてしまったり、放鳥中に口にしたもので炎症をおこすことがあります。

エサは新しいものに換え、人間の食べ物は与えないようにしましょう。

毛引き症


インコが自分の羽を異常なまでに抜いてしまう症状です。

換羽をきっかけに毛引きをしてしまう子もいるので注意が必要です。

原因と予防


毛引き症はさまざまな要因が混ざり合っておこるといわれています。

環境の変化によるストレスや飼い主や親鳥との分離の不安も大きな原因の一つです。

飼い主がかまいすぎたことによって離れられなくなり、毛引きをすることもあるので、インコとの適切な距離感を保ちましょう。

オウム病


クラミジア感染による人獣共通感染症です。

目が充血し、涙目になります。粘着質な鼻水が出て、呼吸困難をおこすこともあります。

また、人間に感染すると高熱や咳、下痢を引き起こします。

妊婦や高齢者は重篤化する場合がありますので注意が必要です。

原因と予防


オウム病に感染しているインコの便が乾燥して舞い上がり、それを吸引することにより感染します。

また、口移しでのエサやりで人に感染することもあります。

排泄物はすぐに処理し、口移しでのエサやりはやめましょう。


ロックジョウ症候群


くしゃみや鼻水などの呼吸器症状が見られます。

症状がすすむと、あごやクチバシが開かなくなり、エサを食べられず、死に至ることもあります。

原因と予防


真正細菌が副鼻腔から咬筋(こうきん)、顎関節、神経へと広がっていきます。

免疫力の低い雛がかかりやすい病気です。

適切な温度と栄養をあたえて、免疫力が下がらないように注意しましょう。

マイコプラズマ(MYC)症


くしゃみや鼻水、結膜炎などの症状が見られ、食欲が低下します。

MYCは単独では発症せず、他の病原体と組み合わさって発症します。

原因と予防


マイコプラズマに汚染された便が乾燥して舞いあがり、吸引することによって感染します。

適切な栄養の摂取(ビタミンA)、ストレスの軽減、ケージを清潔に保つことを心がけましょう。

卵詰まり


卵が膣あるいは子宮から24時間以上排出されない状態をいいます。

メスのオカメちゃんが食欲がなく、苦しそうにうずくまっていたり、脚がふらついているようなら卵詰まりを疑いましょう。

原因と予防


気温の急激な変化を避け、適度な運動を心がけましょう。

また、未成熟なインコや老鳥の産卵を避けましょう。

卵を持っているときにはカルシウムを補ってあげましょう。
 

オカメインコの卵詰まり(卵秘)の原因・症状・対処・予防法まとめ




おかしいと思ったら病院へ


オカメインコの病気  
体の小さなインコは脱水などの症状もすすみやすく、少しのことが命取りになることもあります。

また、鳥類は相手に弱みを見せないように体調不良を隠します。

普段から様子をよくみて、おかしいと思ったらすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。