オカメインコの老鳥の世話で配慮するべき5つのポイント

高齢オカメインコの世話
オカメインコの寿命は15~25歳ととても長生きです。

時には30歳を越えるご長寿鳥もいるほど。

7歳からの中年期と言われますが、オカメインコは中年期以降の生活の方が長いのです。

シニアになれば筋力・体力・免疫力が落ちるため病気にかかりやすく、お世話にもさらに細やかな配慮が必要になります。

食餌の管理


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食べている量を知る


愛鳥が毎日どれくらいのエサを食べているのかご存知でしょうか。

食べているように見えて、必要な量を食べていないこともあります。

鳥は栄養を体に貯めることができないので、体力のないシニアの場合、見る見るうちに弱ってしまうことも。

給餌量と残量を測り、どれくらいの量を食べているのか把握しましょう。

食べなれているものを


若鳥と違い、シニアになると新しいものを受けいれにくいものです。

急にエサや青菜を変えると、食欲を無くしてしまうことがあります。

栄養を摂れないと命取りになりますので、食べなれたエサをあげましょう。

また愛用していた製品が改良されたり、廃番になったりすることもあります。

エサは多めに買い置きしておきましょう。

外国製のペレットが輸入されなくなったり、製造停止になることはよくあります。

ペレットはふだんから別の種類のものをブレンドするなど、数社の製品に食べ慣れておくと、いざという時に役に立ちます。
 
 

体重の管理


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体重を測る習慣は、愛鳥の健康を守ることにつながります。

鳥は羽で覆われているので、太っても痩せてもわかりづらいものです。

その点体重を測れば、数値から客観的に体調の変化を知ることができます。

体重が急激に増減する時は、何らかの病気の可能性が大きいのです。

体重の増減は動物病院での治療方法の目安にもなります。

肥満予防のためにも、毎日でなくてもいいので、同じ時間帯に体重計に載せ、記録を取っておきましょう。

排泄物をチェック


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シニアになると内臓の機能も衰えてきます。

排泄物をチェックすることで、エサをちゃんと消化吸収できているか、感染症にかかっていないかなど、体の状態を知ることができます。

排泄物の色・形・固さ・臭いなどをふだんから観察し、愛鳥の不調に早く気づいてあげましょう。

フンの形がドロドロしている、排泄物が少ない、血が混じっているなど、いつもと違うと感じたら、早めに獣医さんに相談してみてくださいね。
 
 

シニアが暮らしやすい飼育環境


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空調管理


シニアになると代謝が悪くなり、体力も落ちるので 急激な気温の変化に順応することが難しくなります。

冷え込みの厳しい朝晩や、季節の変わり目の寒暖差が激しい時などは 空調管理に注意してあげてください。

またオカメインコは暑さに強い鳥ですが、日本の夏は湿度も高く猛暑日も多いので、熱中症にも注意が必要です。

愛鳥の様子を見ながら、温度湿度を管理しましょう。

住居・遊び場所の工夫


老いを重ねれば体の様々な機能が衰え、今までふつうにできていたことが困難になることもあります。

止まり木から滑り落ちる。

飛翔から着地の際にバランスを崩す。

ケージに寄りかかっていることが多い。

いつもは止まり木にいる子が、ケージの床で座っている。

そんな兆候があれば、趾の握力が落ちてきているのかもしれません。

ケージの中や遊び場を少し工夫してみましょう。

たとえば、止まり木の位置を低くする。

趾が安定するように止まり木の太さ・材質を変えてみる。

止まり木を削って平らな面を作る。
飛んだ時着地する場所にクッションを敷いてみる、など。

また関節炎が原因で体を屈曲させるのが困難になったら、エサ入れ・水入れを浅くして、楽な姿勢で食べられるようにします。

ただし、急にケージ内の配置を変えると、愛鳥が混乱してパニックになるかもしれません。

エサ入れ・水入れがいつもの場所にあれば、たとえ視力が衰えても、落ち着いて習慣通りに生活できるのです。


 
 

ご長寿オカメインコ動画


長生きオカメインコさんの動画を2本ご紹介します。

長年寄り添ってきたパートナーへの飼い主さんの愛情が感じられます。

『チャメ、両目がみえなくなりました…オカメインコ』





『超長生きオカメインコのタロウ38歳 No9 気持ち良いね♪』